空港での表示や搭乗券の表示は英数字のコードが使われています。
IntlCodesはこうしたコードから航空会社や空港を調べるためのアプリです。
また、空港周辺の地図や気象実況、時差も表示します。
航空関係のコードには航空会社が使うIATA(国際航空運送協会)コードと管制が使うICAO(国際民間航空機関)コードがあります。
一般の利用客が目にするコードは、ほとんどがIATAコードです。
空港は世界に数万ありますが、IntlCodesはこのうち一般の利用客がある空港およそ3500カ所を収録しています。
また、国別にまとめて、航空会社や空港を探しやすいようにしました。
インターネットが使えるときは、空港の地図(Google Maps)や最新の気象実況を表示します。
このアプリの表示する空港名と地図の空港名が違うことがあります。空港には人の名前がついていたり、いろいろな呼び方があったり、長過ぎて一般には簡略化して呼ばれることが多いようです。
「東京国際空港」だって、「羽田空港」と呼ばれることの方が多いですよね。
気象実況はもちろん、もともと空港で気象観測が行われていない場合は表示できません。
日本やヨーロッパなど、先進国の空港はほとんど気象観測を行っています。
米国は小さな空港も多いので、ほとんどという訳ではありませんが、多くの人が利用する空港は気象観測が行われています。
一方で、中国や発展途上国の空港では気象観測が行われていない空港も多いです。
気象データはMETARと呼ばれる、空港で観測された実況データで、このアプリでは米国気象局のhttp://www.aviationweather.govから取得しています。
世界中の気象データを集めて、公開できるアメリカというのはやはりすごいですね。
ただし、もともとのMETARのデータは高さごとの雲の占める広さや、雲の種類など、パイロット向けの詳しいデータです。そのまま表示すると一般の利用者には煩雑なので、「半曇り」や「曇り」などと大幅に簡略化しています。
このアプリは一般の空港利用者がちょっと便利に感じてもらうために開発したので、プロやマニアックな人は、直接ホームページで詳細な情報を取得した方がいいでしょう。
気象実況では気温もわかるので、旅行の前に、どんな服装で行けばいいのか、考えるのにも参考になります。
IntlCodesは空港の現地時刻も表示します。航空時刻表には出発時刻と到着時刻しか表示されないことが多いので、そのままでは、何時間飛行機に乗らなければならないのかわかりません。
時差がわかれば所要時間が計算できます。出発時にこのアプリが表示する現地時刻と時刻表の到着時刻との差が所要時間です。
できるだけ日本語表記にしましたが、空港は数が膨大なため、英語表記のままのところもあります。
milknopapa@fj8.so-net.ne.jpまで「IntlCodesでこんな間違いがあった。」あるいは、「こんな操作をしたらこんな不具合があった」とメールでお知らせください。迅速に対応します。
レビューに書いていただいても、具体的な状況がわからないため、対応できません。