湿度計算

【湿度の影響】

湿度はアトピー性皮膚炎や花粉症、カビの繁殖、体感温度、結露など住環境にとても大きな影響があります。 湿度が低いと皮膚炎や鼻炎が悪化し、湿度が高いとカビが繁殖します。 気温が低くても湿度が高いと比較的しのぎやすく、湿度が低いと厳しく感じます。

【湿度の科学】

空気中の水蒸気の量が同じでも気温が高くなると湿度は低くなり、気温が低くなると湿度が高くなります。 気温が高くなるほど空気が持てる水蒸気の容量が大きくなるためです。 しかし、実際にどの程度変化するかを計算するのは、関数電卓を使ってもとても面倒です。

【このアプリは】

このアプリは気温の変化に伴う湿度の変化をお手軽に計算するための電卓です。 計算は近似計算で、誤差があります。 しかし、気象学の世界で通常使われている近似式を使っており、現実的にはこれ以上の精度を望むのは無理と思います。 また、誤差を小さくしておくため気温の計算範囲を-35度から+70度に限定しています。 この範囲を超えることは通常の生活ではありえないと思います。

アプリ画面

【露点】

住宅の気密性が高まるとともに窓や壁に結露がおきやすくなっていて、カビの原因になっています。 室内の気温と湿度がわかれば、このアプリで結露する温度=露点がわかります。 あとは窓や壁の温度がその露点以下になるかならないかで、結露するかどうかがわかります。 最近は放射式の温度計が売っていて壁などの温度を簡単に計ることができます。

【アプリの使い方】

まず、現在の気温(1)と湿度(2)を入力します。 そして予想気温(3)を入力して計算ボタン(4)をタップすると、その予想気温での予想湿度(5)が計算されます。

説明用画面

このとき、露点や水蒸気密度(=絶対湿度)も自動的に表示されます。 予想湿度が100%以上のときには水蒸気が凝結するので、凝結する水分も表示されます。 (現実には過飽和になって凝結しないこともありますが) 現在の気温(1)と湿度(2)だけを入力して計算ボタンをタップした場合は露点と水蒸気密度が表示されます。

【湿度の観測】

デパートなどで普通に売っている温度計には2度程度の誤差があり、湿度計にも5%〜10%、あるいはそれ以上の誤差があります。 正確な温度計や湿度計は数万円以上しますし、正確さを維持するために定期的に調整する必要があります。 寛容な心で適当な値段のものを使うしかないように思います。

【気象庁の観測値】

気象台や測候所では気温とともに湿度も観測しており、気象庁のホームページで情報を公開しています。 より安直に最新の気温や湿度を知るには同じiPhoneアプリのAirOutsideを使えばわかります。

【ご意見・ご要望】

 milknopapa@fj8.so-net.ne.jpまでメールでお願いします。 [お願い]メール内に「湿度計算について」のご意見・ご要望と明記してください。 (いろいろなアプリをつくっているので)